さて、前回矯正歯科を探していて、C矯正歯科にてお願いしようと思っているところまで記載しましたが、先日精密検査を受けてきました。
その様子を記載しました。これが2024/07/29の事です。
唾液検査
名前を呼ばれて診察室に入っていくと、半個室のブースに通されます。
その後、衛生士さんにガムと容器を渡され、唾液検査のやり方を説明されます。
5分間、味のないガムをひたすらカミカミして、唾液を飲み込まないように、容器にペッペと出します。
5分経つと、「もう大丈夫ですよ~」という事で、容器に目いっぱい出した唾液は没収されます。
これに後程、リトマス試験紙みたいなものを浸して色を見たり、綿棒を浸して保存容器に入れたりしていました。
おそらくこれを検査機関に回して結果を見るのでしょう。
写真撮影、レントゲン、CT検査等画像の採取
その後、レントゲン室に通され、立ち姿正面・横・斜め×真顔・笑顔の6パターンの写真を撮りました(記憶が正しければ)。
そしてレントゲンは頭を横から見たときの輪切り、正面から見たときの輪切りを撮影しました。おそらくこのレントゲンがセファログラムなるものなのでしょう。
そして、CTは同じ室内にある頭の周りをぐるっとする機械で撮影しました。
その後、先ほど唾液検査を行ったブースに戻り、口の脇にフックをかけてぐいーっと歯を露出した状態で、前から、右から左から口腔内を撮影し、
口を若干開けて、鏡を差し込み、上下の歯のアーチの写真を撮りました。
まさにまな板の上の鯉の気分でした。写真はすべて先生が撮影してくださいました。
虫歯の確認
次に、歯科衛生士さんが一般歯科で行うような検診の簡易版みたいなものをして、欠損や治療の跡などを確認していきます。
その後光るペンのようなものを持って、歯に当てていきました。
これがダイアグデントという虫歯を測る機械だという事でした。
衛生士の方が歯に当てながら数字を読み上げ、もう一人の助手の方が記入していきます。
帰宅後自分で調べてみたところ、数値が大きいと虫歯が進んでおり、治療が必要なものであることが多いとのことでした。
今回、いくつか読み上げられた数字の中に、すでに治療が必要なレベルの大きい数字もあったので、ショックを受けました。
型どり
上下の歯の模型を作成するための型どりです。
虫歯で歯の詰め物を作る際と同じ理屈ですが、奥の歯まで一気に取るので大変です。
まずは型どり用の白い練り物を舌の歯全体に表も裏も塗ります。そして、型にも同じ練り物をセットしたものをガボッと下の歯にはめ込みます。
このまま2分待つという事でしたが、かなり奥まで入れるのでオエっと言いながら耐えました。
これを上の歯でも同じことをします。
ちなみに私は上の歯に一部装置が入った状態ですが、それを取らなくても良いのか確認しましたが、そのまま型どりをしても良いという事でした。
かみ合わせのの検査?そして咬合器なるものを使った検査。
次におそらくかみ合わせを見るための検査だと思いますが、寝た状態で、硬いガムのような板を思いっきり2度くらい噛まされました。もしかしたら多かったのかもしれませんが、ちょっと緊張していたため記憶が飛んでいます。
一回はおそらくかみ切るまでかまされ、もう一回はこれ以上噛めないと思ったら左手を上げてという事でした。
その後、咬合器というものを使って、計測しています。
耳の穴に機械の一部を合わせ、口にはその機会から出る棒を噛み、いくつかの数字を読み取っていくようでした。
これは噛み合わせの診断をする物のようですが、私には何をされているのかよくわかりませんでした。
お食事習慣や、歯のケアの聞き取り
一通り検査が終わると、歯科衛生士さんからの確認事項がありました。
- 食事は日に何回あるか(間食も1回とカウントする)。
- フッ素入りの洗口液を使っているか?
- フッ素の塗布は歯医者で受けているか?
- 歯科治療が必要になった場合、一般歯科を紹介する?あるいは掛かりつけで行う?
私はそこまで間食をしないですし、朝も食べないことが多いので、平均すると食事は3回です。この回数はそんなに悪くないかな?と思ったのですが、
他に確認されたフッ素入り洗口液や塗布はしておらず、歯が弱いという自覚があるのに何やってるんだと自分であきれてしまいました。
ただ、歯周病や歯の弱さを気にして、ライオンの「Systema SP-T ジェル」という色々な歯医者さんがお勧めされている、「フッ素1450ppmF配合、歯周病菌に効く各種成分」が配合されている歯磨きジェルを使い始めて2週間ぐらい経ったので、その結果がどう反映されるかが楽しみです。
こちらを使い始める前からコンクールジェルコート(こちらもフッ素配合で有名)も継続的に使用しているので、少しはましだといいなと期待しています。
次回の予約、3週間以降
ここまで行った検査結果をもとに、先生が診断を付け、治療の方針を提案してくれるのが3週間以降だという事でした。
ただ、8月はお盆休みが入ったり、祝日が入ったりするため予約が込み合っており、どれだけ早くても4週間と1日後になってしまうとのこと。
しかも夕方の時間は込み合うため、結局さらに1週遅らせて、5週間後に予約を取ってもらいました。
私は平日に休みの日が入る仕事の為これくらいで済んでいますが、完全にカレンダー通りの仕事の方は更に先になるか、仕事を調整して来る必要があるで大変です。
私が想像していた以上に、こちらの医院は人気があるのかもしれません。
感想
先生と少しだけ親近感をもって話す事が出来て安心
ひたすら緊張して気持ち悪くなりながら行った病院ですが、掛かりつけの医院がA歯科である事を知った先生が、
「あれ?A医院に行ってるんだ。A医院の〇〇先生(院長先生ではないですが)は僕の後輩だよ!A医院にもうちから紹介してるし!」
と、笑顔で嬉しそうに話してくれました。
何かクールすぎるイメージがあったのですごい意外というか、そこで一気に私の緊張も溶けましたし、
「あのA医院の院長先生だったら、こちらからの依頼とかもしやすいし、色々聞いてもらえると思う。」
とおっしゃっていたのでとても安心しました。
自分の歯に対する意識の低さに後悔と悲しさを感じる
レントゲンで写された歯の状態をモニターに写され、虫歯チェックのレーザーを当てられ、自分の歯の状態を改めて目の当たりにして、悲しくなりました。
歯磨きの大切さ、フロスを使う事、定期健診の重要性を知っていたはずなのに、そして自分がわりと虫歯になりやすいことを自覚していたのに、10代20代30代と自分の歯を大切にしてきませんでした。
通常の歯磨きや虫歯になって歯医者に行くことはしていたけれど、それ以上に気を付けることはしなかったし。
30代最初の方で根幹治療後の歯が根っこから割れて大ショックを受けたのにもかかわらず、その後もこれではいけないと思いつつ、放置してしまったり等、ほんと酷いなと後悔しています。
思い返すと、当時は時間というより心の余裕が無く、またそうなると健康をかえりみれなくなるというのが自分のパターンだなと気が付きました。
今後は同じ状況にならないよう、まずは第一に気持ちがある程度穏やかでいられるように心がけ、歯の健康を保って行きたいなと思います。
コメント