先日気が付いたら、結婚して5年経っていた(結婚届を出してからという意味であり、同居はこの数か月後)。
いやぁ…5年間、よくもったな。というかよく頑張ったよ私。まあそれを言うなら夫もか。
5年結婚生活がもつとは思わなかった
書類上の結婚をしてから数カ月は別に暮らしていたわけだが、暮らし始めて最初の1か月でこれはやばい!(生活習慣や金銭感覚、家族親戚の付き合い方まで何一つとして合わなかった)と思い、
結婚式を迎えるときにはもう正直「これは離婚になってしまうかもしれない、そうじゃないと自分の心身を守れない」とまで思っていた。
結婚式直後には私たちの結婚式を火種としたいざこざが家族内で勃発し、私の立場からすると(あくまでもその家族の新入りで家族からしたら嫁である「私の目から見た世界」であり、他の人にはその人の立場から見た事情や理屈、言い分があることは分かっている)
「それは私が謝らなければならないことなのか?」ってことで、(私に非があったとしても、あれ以上私に何ができたのだろうか?…いや正直何もできなかっただろうというのが、申し訳ないが正直な気持ちである)申し訳ないすみませんと謝らなければならない状況が続き、
4日間ほぼ何も食べらず寝込んだ結婚式直後であった。ちなみに夫はケロッとしていた。
その後も本当に色々あって、「もうこれは無理だ…これ以上は本当に無理だ…」と思ったし、全身蕁麻疹が出続けた時期もあってマジでこれ健康上まずいのでは…。と思う事も何度かあった。
が、結果的に、5年経った。というか5年も結婚生活がもった。
この5年の間に何があったかという事は別の文章にするとして、こんな谷あり渓谷あり海峡有の私たちでも、今はほどほどにやっている。
なので、大いに打ち上げをしてきた。
スペイン?イタリア?料理のバル ボラーチョ
さて、打ち上げの場所はどこにしようかと思い、いくつか探したが、その時期の旅行に行くとか、素敵なレストランで3時間ぐらいかけてコースを食べながらワインを…という余裕が時間的にも取れなかったので、お気に入りのバルを選んだ。
カウンターだけ12名程度が入れる、オーナーシェフが一人で営業するバルだ。
昔、付き合いで偶然何度か行かせてもらったことがあり、その時もおいしい!と思っていたのだが、その後数年はすっかりご無沙汰していた。
しかし、結婚後しばらくしてふと思い出して久々に行ったらやはりとてもおいしくて、数か月に1度は必ず行っている。
オーナーシェフの方のセンスが大変良く、何を食べてもおいしいし、
またこのシェフのお客さんあしらいが絶妙で、ほっといてほしい時はほっといてくれるし、少しこちらが興味を示すと、うまくスモールトークをしてくれる。
常連さんがたくさんいて、常連さん同士の会もあるようだが、私たちはそこには参加せず、常連と一見さんの間(つまりたまに来る普通の客)として通っている。
頼んだお料理のご紹介
こちらには、決まったメニューもあるが、大体毎回今日のお勧め(といってもA4一枚分のメニュー表になる)から選ぶ。
今回夫と選んで食べたのは以下の5点。
1.イサキのカルパッチョ
2.馬肉のタルタル
3.舌平目のムニエル
4.ステーキ(部位忘れてしまったけど赤身)
5.からすみとキャベツのパスタ
どれも最高においしかった。
どうしても、私はお魚は刺身などの生魚が好きで、お魚は火を通したメニューをあまり食べてこなかったのだが、今回頂いたムニエルが最高においしくて癖になってしまった。
実はその後また夫と1度行っているのだが、その時もブリのグリルを頂いたのだけれどこれまたおいしくて、ついお肉メインで頼むことが多かったところ、お魚メイン派に乗り換えてしまいそうだ。
ちなみに、馬肉のタルタルも最高においしい。タルタルはメインじゃなくて前菜なのか?それともメインか?メインならやはり私は肉派なのか?
今後の結婚生活について思うこと
ゲンキンなもので、こんな風においしいものを「○○ちゃん(私)が食べたいものを食べよう!」と好きに食べさせてくれる夫(つまり夫のおごりである)には感謝いる。
ある意味胃袋をつかまれている、ともいえるのだろうか。
次の5年はお互いに完全に中年だし(いやもう中年に入っているが、5年後は10人聞けば10人が私たちを中年の夫婦というだろう、今は他の人が私たちを中年夫婦と評するのには微妙な年齢かもしれない)、
大切な猫2匹という家族が増えた今、とにかく健康には気を付けて、お互い太くなった腹部も引き締めて、穏やかにできるだけ楽しく過ごしていきたい。
5年前、生活を始めた時にはこんなに今「まぁまぁ仲いいよね」という状態になれるとは思わなかった。
口をつけばつい小言の多くなってしまうガミガミおばさんな私だが、感謝することはもちろんあるし、幸せを感じることも増えた。
だから、このまま仲良くやっていければよいと、本当に思っている。
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