前回は、まともに考えている風なことを書いてみたけれど、今回は始めるところまでぐっと持って行った、負の感情を中心に。
ではなぜサイトというかブログをあえて作る?副収入が欲しいから?
今までの仕事と現在の仕事
端的に言うと副業になることの模索という面が大きいかも。
私自身、いわゆる稼げる仕事ではないキャリアを歩んでしまっていて、それが年を追うごとに嫌になってきたというか、すごく悔しくコンプレックスになっているのだ。
何度か転職しているのだが、1回目の転職の時、若くて無知だった自分を今でも悔いていることがある。
それは、給与交渉や自分を高く売るという事ができなかったことだ。
1回目の転職(つまり2社目)でも手取りが都内一人暮らしで16万、かろうじてボーナスがあるからまだ息が付けるぐらいの期間が長く続き、
そこからじわじわと少しだけ上がっていったが、入社6年目くらいの時に人事的な仕事の手伝いをするタイミングがあり、人事関連の書類を見なければならないことがあった。
その時、自分より6つ7つ年下で、私と同じ仕事の枠で入った新人のベースの給与が、入社6年目で小さいチームのチーフをしだした私より、下手したら100万以上高いことを知ってしまった。
それも、1名や2名ではなく、複数名いたことを知ってしまった。
1000万か1100万か、という違いじゃなく、300万400万500万とか、その中での差なので相対的にすごく大きく感じた。
これは正直相当な衝撃を私に与え、忸怩たる思いをそこから長年抱えることになる。
そしてその当時の私は、一人ブラックと周りから言われるぐらいものすごく忙しく、混沌とした仕事をしていたのだ。
体も心も限界、先が見えない、でも給与は安い(さすがにこの時は昇給や残業代もあり手取り16万ではなかったが)。毎日、朝5時には起きて6時には家を出て、会社を出るのは終電、帰ると12時過ぎている。
寝ても寝た気がしなくて、微熱が1か月下がらなかったこともある、そんなときに見てしまった給与の差だったので、冗談抜きで死にたくなった。
なんでそんな状況になってしまったのか。
そこからかなり時間のたった今では「そんなの断っていい、会社がおかしい。あらゆることを無視して最低限だけこなして帰ればいい。何を言われようと逃げていい。自信を無くす必要はない。(書くタイミングがあったら、ここら辺の事もいずれ書きたい)」と当時の自分に声をかけたくなるのだが、
まだ当時も若くて、頑張り屋でまじめすぎるぐらい真面目に、自分の持てる力の限界まで頑張ってしまったのだ。
実際の世の中、報酬=仕事の価値、報酬=仕事の出来る出来ない、じゃないし、業界、業種、入るタイミングで全然報酬なんて変わってきてしまうのは分かっている。
そして、転職のタイミングでどれだけ高い給与で入るかが、その後のその会社での給与水準に長く影響をもつ。これがいいこととは言わないけれど、でもやっぱり今のところそういう情況が続いているのがいわゆる転職の常識なのだろう。
でもこれはあんまりじゃないか。
そしてそこから生活の変化や、社会人での留学、結婚や引っ越しを経て、一時離職していたのだが、ここ数年で派遣社員として社会に復帰していた。
派遣2社目の給与水準は割とよく、残業がそれなりにあったこともあり、あっけなくそれまでの自分の最高月収を越えた。
その、一人ブラック企業と呼ばれていた時の月収より余裕で高い月収を得て、気持ちがすごく楽になった。
「これくらい稼げる!」という喜びのほかに安心もあった。
それまでは私に収入があっても、どうしても夫が収入のメインを担っていて、生活を支えているのは明確で、夫に何かあったらヤバイ!という感覚があったけれど、
これくらい私に収入があれば余裕もできて貯蓄や投資に回せるし、夫の収入が激減することがあっても、焦らなくて済む。
しかし、ここで立ちはだかるのが家庭の問題であった。
家庭(と言っても夫と2人なのだけれども)が全くうまく行かなくなったのだ。
毎日の怒鳴りあいのような喧嘩、ある時間になると鬼のようになる夫からの電話…細かいことまで書くとまた名誉棄損になってしまいそうで書かないけれど、
とにかく、冗談抜きで家庭をとるか仕事を取るかという選択を迫られるほどの状態が数か月続いた。
「このような判断を迫る夫、私の仕事や人生を軽んじている夫などいらん!」と頭をよぎることもあったが、
ただ、その時の仕事が私にとってはありがたく良い仕事であったとは言え、やはりたかだか派遣で、いつまで雇用があるかは分からないものなのだ。
それと夫との家庭を天秤にかけるなんて、かける以前の問題というか、今の時点では問題外だと思った。
(これが、もともと離婚を意識していたから経済的に一日も早く自立せねばならないと思っている、というような状態であれば迷うことなく天秤にかけたあげく仕事を取るだろう。)
そんな中、知り合いから別の仕事を紹介され、給与面では圧倒的に悪くなるが、他(休みやすさや、のんびり具合、残業の少なさ)の条件や、社会的な意義のある仕事であること、私が学んでいたことが生かせる場面はあるなど、色々と考えて再度の転職をした。
結果的に、今の職場の人にはとても感謝しているし、全てに共感して働いているわけではないが、人としてキャラは濃いけど尊敬できる、そんな人たちが周りにいる中で働けている。
とってもありがたい。それは心からありがたく、感謝している。
しかし、分かっていたことだが何分収入が少なすぎるのだ。仕事の難易度やそのほかの条件の良さから考えれば、見合った収入なのかもしれない。
でも、以前の職場で抱えた忸怩たる思いがまた首をもたげてきてしまった。そして、この給与の金額だと不安だ、という思いも…。
で、なんでそこからブログ?そんなの両学長とヒトデさんのブログを見たからに決まってるだろう。
さて、だからと言って、今収入の面だけを心配してこの職場を去るのはあまりにももったいなすぎる。
できればこの職場にはまだいたい。
と、なると副収入を得る手段を模索しなければならない。
そうは思ったわけだが、私は結構体力がないほうなのだ。
そんなに体力削られない形の仕事でも、朝起きて行って帰ってしただけで結構疲れるので、時間を売るような仕事の仕方はたぶん難しいだろうし、また家庭がグズグズになるだろう。
そこで、結婚後に結構お金に困ったタイミングがあり、管理や稼いでいく事を真面目に考えねばと思ってみていた動画の副業についての紹介を見てみた。
これ以外の両学長の副業に関する動画は山ほど出ているので「Youtube 両学長 副業」でググってください。
内容を見てみると「せどり・プログラミング・動画編集」等というのと共に「ブログ」があった。
ブログって稼げるのか。ここでブログというのが頭に一個引っかかりをもってあったというのがある。
ほかにも動画の作成をしてみようとか、昔趣味で作っていたアクセサリーの販売をしてみようかとか、考えて少し作ってみたけど…面倒くさくてダメだった(笑)
そんな感じでYoutubeを漁りまくっていた時に「ヒトデブログ」という文言を見つけ、読んでみた。
この人すごい。
ビックリするほど、ブログの作り方、どのプラットフォームを使うのが良いか、等場合分けをして細かく書いている。
なんか読めば読むほど、稼げるというところに行くのは遠い道で、結果無理だったとしても、作りたくなって来た。
そう、そもそも、私は何かを作る事が好きなのだ。
そして、仕事でもそうだったのだが、粘着質なのでシステムを使ってトライアル&エラーをしながら正解を探していくのが好きだったのだ!
思い出した!これ作るのとトライアル&エラーで形を正解(webサイトとか文章に正解があるのかは知らんが)に近づけていくの好きだったじゃん!!
という事で、今私はヒトデさんのブログを読みながら、ちょこちょこちまちまと今日もワードプレスをいじったりなどしながら書いているわけです。
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