今猛然と中国語を再勉強しているのですが、主に聴力と口語が課題です。
かなり大人になってから留学までしたのに口語を伸ばしきれず、さらに帰国後5年間ほぼ中国語とは関わらない生活をしていました。
今年秋に家族の中国出張へ同行する予定ができ、とにかく聴力と口語を最低限一番できた時ぐらいまでは戻したいと焦っています。
結果的に今、天天中文というオンラインレッスンと、中国語コンテンツのYoutubeを聞きまくる見まくるという手段に出ていますが、果たして…!?
なぜオンラインレッスン?なぜ天天中文?
さて、私の課題は上でも記載しているように、聴力と口語です。
昔から勉強していてなんとなく自分でも気が付いていましたが、私は「勉強(文法理解して、単語覚えて、テストを解く)」はまあまあできるのです、が、運用がとにかくできない。
そもそも、人と話すのも日本語でもたまに苦痛だったりすることもあり。
もう「紙の上での勉強」よりとにかく「会話の場数を踏める場所」を探していました。
交流会に行くことも考えたのですが、もう一つの弱点の「雑談苦手でコミュニケーションに心理的抵抗を感じてしまう。」という事もネックになっていることは気が付いていたので、
練習そのものはいわゆる先生という立場の方と行うことから再度始めよう、と思いました。
ただ、また語学学校へ通う時間の余裕はないので、オンラインで先生という立場で会話の練習に付き合ってくれる人を探すことにしました。
そして1週間ぐらいググったり、中国語学習者情報をたくさん探せるX(旧Twitter)などでなんとなく探しているうちに、偶然見つけた「天天中文」というオンライン中国語教室を見つけました。
口コミもよさそうだし、早く始めたかったのですが、
何も分からずに申し込んで良くなかったら無駄になってしまうので、「無料カウンセリング」を申し込んでみる事にしました。
コンサルでもある原口有社長の無料カウンセリング
上記のページから無料カウンセリングを申し込み、時間を決めて、スカイプで話す事になりました。
事前に簡単な学習歴や持っている中国語の資格、学習の目的などを記載しておきます。
カウンセリングでは、原口さんの自己紹介から始まり、自分の学習歴を自己紹介風に話します。
そこでかっこつけてもしょうがないので包み隠さず自分の豆腐メンタルと、勉強はして点数は取れても人とのコミュニケーションに苦手意識が強くて、特に外国語となると…といった内容を話しました。
あまりに雑談苦手な話を強く打ち出しすぎて若干呆れられたのでは…という気もしますが、さすがご自身も駐在から中国語をはじめ習得し、現地で企業し、キャリアカウンセリングの資格まで持っている方、かなり的確にアドバイスを頂いた気がします。
アドバイスとしては以下の通り。
- 学習歴と資格から考えても、知識は十分にあるだろうから、「勉強」ではなく持っている知識を「運用」できるようにすることを目指す。
- 簡単に思うかもしれないが「一問一答」と「短文リピーティング」という教材をやってみる事をお勧めする。
- 少し慣れてきたら、「フレーズ教材」をやってみる事をお勧めする。
ご紹介頂いた教材についてはこのようなものだそうです。
- 一問一答 簡単な質問を先生が投げかけてくれることに対し、応える。一問目は「お名前は何ですか?」レベル。どんどん難易度は上がるそうですが。
- 短文リピーティング 短文を先生が読み上げるのを、意味が分からずともリピートしていく。そうしているうちに耳も鍛えられるし、字で見て分かる⇒聞いてわかるに変化していく。
- フレーズ教材 いわゆる搭配(花+時間=時間がかける、時間を消費するみたいな意味)をどんどん話していくもの。
なるほど、と思いつつとりあえず実際に開始してみる事にしました。
無料体験レッスン2回分
その後は、会員登録をして無料体験レッスンを2回受けることができるので、受けてみる事にしました。
このタイミングから教師を選べるのですが、どうにも選びようがないので、顔が見える事と時間が合う事を優先して教師を選択しました。
1回目の無料レッスンは、原口さんにしてもらったカウンセリングの中国人先生版みたいな感じです。
軽く自己紹介から始まり、学習歴や目的、どんな教材がいいかを話し合います。
私が選んだ先生は穏やかな40前後の女性の先生で、ゆっくりゆっくり訥々と話す私を急がせずに話を聞いてくれ、「一問一答」と「絵を見てそれを説明する」という教材を進めてくれました。
「短文リピーティングはいかがでしょうか?」と聞いたところ「聴力を鍛えたいの?それならいいかもしれない」という事でした。
2回目はまた同じ先生の一問一答を選び、雰囲気をつかむことができたので、本格的に申し込むことにしました。
システム等
天天中文の講座は基本的には1講座25分の設定だそうで、週に〇回受ける、あるいはそういった契約はせずに自由にポイントを購入して好きなタイミングで受けること、どちらもできます。
また契約の方法としては50分週〇回、75分週〇回、100分週〇回、という契約もできるそうです。
私は、まずは25分週3回で受ける事にしました。
月極ですと、月曜から日曜までの間に受講する回数で数えていくシステムですので、私の場合月曜から日曜までの間で3回受けることができます。
ちなみに、最初に無料体験をして頂いた先生が「プレミア講師」という受講者から評判の良い先生で、確かに受けてみた感じこちらの様子を見ながら合わせてくれるなという感覚があったので、まずはこの先生にお願いすることにしました。
プレミアム講師は月極の料金以外に毎回20ポイント、ポイントを使用しますが、このポイントは別途まとめて購入する決まりとなっているようです。
毎回先生の講義が開講されている時間の中から、空いている時間を選び、どの教材を使用するか、そして通信に使うアプリは何かを選んで予約します。
Wechat、スカイプ、もう一種類ぐらい使用できますが、私はwechatアカウントを持っているので、wechatを利用しています。
実際の講義開始、一問一答と、短文リピーティングを選択
私は社長の原口さんのお勧めされた「一問一答」と、「短文リピーティング」を選択しました。
また、最初に無料講座を依頼した先生の開講時間がそこまで多くなく、また人気のある先生だったようなので、週3回全てをお願いしようとすると、自分の予定と合わないので、
一問一答をその先生に、短文リピーティングは違う先生にお願いすることにしました。
一問一答の先生は、ガンガン進めるというより問題文から派生して色々と会話ができるように振って下さる先生でした。
中国人の方特有の分からないと「あ?」という癖も意識して抑えて下さるのか、ビビりの私がしゃべりやすいように待って下さる感じでとてもありがたいです。
短文リピーティングの先生は逆にガンガンと内容を進める先生です。
笑顔が素敵で、聞き取りやすいきれいな中国語を話して下さって、私が発音するときの口元をよく見てくれます。
今のところどちらもとても良い先生で、毎回楽しく授業を受けています。
困ったこと
天天中文の問題というよりは私自身のスケジュールの問題でもあるのですが、だいたい10日ぐらい先までの予約をできるのですが、人気のある先生ですと場合によっては予約を取りにくい感じはします。
すべての先生がフルタイムの先生ではないので、限られた時間の中から自分の時間と合わせて授業の予約をするためには計画的に予約をしていく必要があるなという感じがします。
続けてみて1か月目 感じている効果
スムーズに話が出てこない事は多々ありますが、話す事への心理的抵抗を減らすという効果は確実にあると思います。
留学までして口語の伸びがそこまでではなかったことに、コンプレックスを感じていましたが、ここで話す事で、「意外と簡単な事だと分かる」ですとか、話してみて色々と思い出して「ああ、私やっぱり相当頑張って勉強していたんだな」という学習歴への肯定になりました。
ただ、これもし自分が日本に住んでる全くの初心者でゼロから勉強する人にとってはどうなんでしょう?
私が受けているぐらいの分量だとちょっと厳しいかもしれないですが、初めて勉強する方でも会話の場数を踏むですとか、補足的に勉強するというのはありかも。
さて私の事に立ち返って、心理的抵抗以外の効果ですが、これだけではそこまで分かりやすく伸びている感じはまだまだしません。
時間をかけていけば伸びていく実感ももてるのかもしれませんが、ちょっと期限が迫ってきているので、ブーストをかけるために他のYoutubeや音声配信なども積極的に聞き続ける事にしました。
これについてはまた次回。
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