10月4日に我が家に来てくれたシャム姉ちゃんとチビトラ君の成長記録を記載します。
この時点でおそらく2カ月半と3カ月くらいだと言われていたと思いますが、正確には数週大きかったかもしれません。
第1週 夜鳴きと緊張
1日目 夜のお迎え、ケージの中で過ごす。激しい夜鳴き。
10月4日に来た日は、夜のお迎えだったので、その日はすぐケージの中に入れて、そこで過ごしてもらいました。
ごはんをこの月齢の子に適量なだけあげると、少し食べますが、すぐ残し、身を寄せ合っていました。
そしてチビトラ君の激しい夜鳴き。私たちは別の部屋で寝ていましたが、寝室にまで聞こえてくるほど大きな声でかなり長い時間鳴いていました。
2日目 夜鳴きは無視する事と、ご飯の量について。チビトラ君のゴロゴロ。
翌日10月5日、「あんまり食べませんね」と保護主さんにLINEしたところ、保護主さんからのアドバイスは「少な目にあげる事」。
かなり少ないかなと思う程度にあげて、もっと欲しいというそぶりを見せたら追加する。これにより「この人たちがごはんくれる人なんだな」と覚えてもらう事、これが大切だそうです。
また、夜鳴きについては「鳴いても仕方ない」と覚えてもらう事がまず必要なので、基本的には構わない事、とのことでした。
ですがその日の夜、チビトラ君をサークルの中で撫でると、ぐっと頭を近づけ、体をよじってゴロゴロ言ってくれます。
こんなに早くゴロゴロ言ってくれるとは思わず、感動しました。
シャム姉ちゃんはすごく大人しく、ニャーともゴロゴロともいわず、じっとしています。
抱っこすると抱っこはさせてくれますが、夫にはすぐ「シャー!!!!」という威嚇をするので、怖いのでしょう。
3日目 シャム姉脱走事件 肝を冷やす
翌10月6日事件が起きます。
シャム姉ちゃん屋内で失踪です。
基本的にはケージ内での生活をしてもらっていましたが、トイレ掃除の最中に出てきてしまい、そのままリビングの作り付けの家具の後ろに隠れ、出てこなくなってしまったのです。
どうせすぐ出てくるだろと高をくくっていましたが、その後8時間ニャーともシャーともいわず、水もトイレも行かず、姿を見せなかったので、
リビング中を大捜索の上、一つの結論に達しました。
この作り付けの家具の後ろには私たちの知らない空間がある・・・。
工具を持ってきて家具を分解すると案の定そこにはブスっとしたシャム姉ちゃんが!
どうも、自分では出られなくなっていたようです。本当に無事でよかった。
本当に、体が小さいうちには特に下手に部屋の中に出して遊ばせない方が良いのかもという学びを得ました。
5日目 チビトラ君ヘソ天、夜鳴きが減る
10月8日にはブラッシングをしたり、ネズミのおもちゃをちょいちょいしたり、新しいことをして疲れて爆睡。
実はこのころまでチビトラ君の激しい夜泣きが続いていましたが、心を鬼にして無視をしていたら、夜泣きをしなくなりました。
「ここはどこなのー!?にゃーーー!お父ちゃんお母ちゃん、お姉ちゃんたちもどこにゃのーー!?」と鳴いていたと思うと切ない気分になります。
そしてついにヘソ天で眠る姿もも観察できるように。
第2週 ほぐれてきて、人にご飯をねだる、2匹ともヘソ天寝
2週間目に入ったところで、ほぐれてきた感じが伝わってきました。
私が帰宅すると「にゃ~(ご飯をおくれ~)」とチビトラ君が話しかけたり、近くにいても2匹でご飯を食べてくれたりするようになりました。
そして、10日を過ぎたあたりから意外な一面があることが分かりました。
シャム姉ちゃんは一言もニャーという声を発さず、ご飯の食べもいまいちで、ひたすら引っ込み思案な子かと思っていたのですが、
人間の目があるときにケージ外で遊ばせたり等している際に、かならずチビトラ君より先に新しい場所を探検しに行くのです。
その後をチビトラ君がコソコソついていく。
そして、ついに2週間が終わるころ、シャム姉ちゃんのヘソ天姿も見られるようになりました。
第3週 正式譲渡後 2回目の予防接種、シャム姉風邪ひき判明だが本領発揮
シャム姉ちゃん風邪をひく、チビトラ健康で予防接種をする
さて、丸2週間たって我が家の正式メンバーとなりました。
1回目の予防接種は保護主さん宅で行っていたのですが、2回目の予防接種がまだでした。
早速病院を探して予約を取り、向かいます。
病院では猫の健康状態についての問診と、実際猫の状態を見ての健康チェックをしてくれました。
ここで、シャム姉ちゃんが引っ掛かりました。
数日前から少しくしゃみをしているとは思っていたのですが、熱を測ったところ40度で、完全に猫風邪をひいていたのです。
この日はチビトラ君のみの注射となりました。
チビトラ君は先生の問診も大人しく受け、左後ろ足への予防接種も大人しく受け、「すごいおりこうさんですね!」と大いに褒められていました。
ここから1週間、シャム姉ちゃんはお薬を飲む日が続きます。
さて、ここで問題になったのが、2匹の食事を分けられない(同じサークルの中で、お椀もあっちこっち交換しながらお互いのご飯を食べ合ってしまう)ことです。
本来なら、生活スペースも分けた方がいいのですが、我が家は設備や間取りの都合上それがどうしても難しく、一緒に生活してもらわざるを得ない状況でしたので、
ごはんを分けることもなかなか難しい…。
また、まだ幼くて、一気に大量に食べない事からごはんの中にお薬を混ぜこむことは無理があるなぁという感じがしました。
それゆえ、一計を案じ、ごはん前にシャム姉ちゃんを保定し、口を開けさせ薬を飲ませたのち、ご飯やお水を飲んでもらう作戦しました。
お薬の飲ませ方
詳しくは獣医さんに教えてもらった方が良いと思うのですが、ひざやテーブルの上に猫を座らせ、ほほを左手で後ろから固定し上を向かせ、
右手で薬をつまみ、空いている中指などで猫の口を開け、空いた隙間(できるだけ喉の奥真ん中を狙って)に薬をぽとっと落とし、猫の口を閉じた後、息を吹きかけたり鼻を優しくトントンして、ゴックンと嚥下を促します。利き手が左手の方は左右逆でお願いします。
お利口なシャム姉ちゃんは何回か抵抗しましたが、基本的にはきちんとお薬を飲んでくれました。
激しく遊ぶようになる、鉢植えもひっくり返す
そんなかぜっぴきシャム姉ちゃんと健康なチビトラ君、3週目も後半から激しく遊ぶようになりました。
Amazonで購入した、床に据え付けられる猫じゃらしに飛びつきます。
それだけでは飽き足らず、鉢植えをひっくり返してくれます。
そして、暴れまわった後は爆睡します。
4週間目~丸1か月まで シャム姉ちゃん木に登る
彼らを引き取ってから4週間目、シャム姉ちゃんが徐々に本気を出してきました。
この子、かなり…というか最初に印象とは打って変わってやんちゃです。
2匹ともですが、引き続き植物の鉢植えへの興味はすさまじく、気を抜くとすべてひっくり返して行きます。
そして、土を片付け、掃除機をかける私を50センチくらいの距離で眺めてくれています。
掃除機の音嫌じゃないのかな…?と思うのですが、ふたりとも何してるの~?ぐらいの感じでよく見てくれています。
そして24日目の朝、衝撃的な事が起きました。
カサカサと音がすると思ったら、シャム姉ちゃんが木に登っている!まじか!!!
我が家のシンボルツリーはユッカ・エレファンティペスという植物で、まっすぐ伸びた幹の途中をバッサリ切って腐り止めを塗り、その下からパイナップルの葉に似た葉が出ている植物です。
その、幹の頂上にどや顔で4本の可愛い足で立っているのです。
信じられない…
ここから、我々人間と猫達との鉢植をめぐる長い闘いが始まる事になったのです。
まとめ
こうやって思い返してみると、1か月でかなり大きくなったように思います。
手元にあるメモによると、以下のようにあります。
・10月6日 シャム姉1.5Kg、 チビトラ1.4kg
・10月17日 シャム姉1.8kg、チビトラ1.6kg
2カ月目以降になりますが、11月6日時点では シャム姉2kg、チビトラ2.25kgとありますので、
ここら辺で成長曲線が逆転していますね。
次回、2カ月目の様子を記載しようと思います。
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