HEAVEN Japan(女性用下着メーカー)でフィッティング体験

合う下着(ブラジャー)がなかなか見つからない バージスラインのせい?

 私には長年下着(ブラジャー)について、体に合うものがなかなか見つからない、という悩みがあります。

 具体的に言うと、バージスライン(胸のお肉と胴体部分の境目の円の大きさ)が、胸の肉付きというか高さに対して大きめなのか、

 採寸通り(アンダーとトップの差でカップのサイズが決まる)で選んでも、そのバージスラインに合わせて下着を選んでもどちらも体に合わない場合が多いのです。

 アンダーとトップの差をもとに選ぶと、バージスラインが小さすぎて、お肉をつぶすだけに終わり、

 バージスラインに合わせて下着を選ぶと、パッカパッカなるような気がするのです。  

 カップが浮いてパカパカするのも不快ですし、下着のバージスラインが胸に対して小さく、体を動かす度に下着がずれて、ワイヤーやカップがお肉をつぶしている感覚になるのも不愉快です。

バージスライン関連の記事を読み漁ると、加齢のせいであるような書き方をされている記事もあるのですが、

 それだけではなく、持って生まれた骨格が理由である場合も多々あります。

 10年前と今とでは体系に大きな変化があったのですが(かなり太った)、この下着の悩みは10年前も今も同じです。

バージスラインとは

 上で簡単にバージスラインの説明をしていますが、分かりやすい説明が以下のwebサイトに載っていたので、載せておきます。

バージスラインって何?測り方を解説!
バージスラインっていったい何?ナイトブラとどんな関係があるの?詳しくご説明します。

HEAVEN Japanさんを、なぜよさそうだと思ったのか

 さて、そこで色々なyoutubeや情報サイトを読み漁り、HEAVEN Japanという、もともとは通販で下着を販売していたメーカーのフィッティングがよさそうだと思い、予約してみました。

 なぜここがよさそうかと思ったかというと、

  • 完全予約制で、1対1、60分という時間をかけて採寸から商品選びまで行ってくれる。
  • フィッターさんとしての訓練と数多くの接客をこなした店員さんが、接客してくれる(某Youtube情報)。

 つまり、一般的な接客だけではなく、下着や自社商品への知識が豊富で、実際にフィッティングの経験をたくさん積んだフィッターさんが、自分のためだけに時間をかけて、きちんと合うものを見立ててくれるという所にひかれたのです。

 今までも下着屋さんでフィッティングをしてもらったことはあるのですが、価格帯の問題も関係あったのかもしれないですが、納得できることがほとんどありませんでした。

 もしHEAVEN Japanさんで選んでも結果的に合わなかったとしても、これはいい経験だと思い、行ってみることにしました。

青山店をネット予約→事前アンケート

 店舗は東京、名古屋、大阪の三店舗なのですが、私は都内在住のため、東京の青山店をネットで予約しました。

サロン店舗情報

 webから予約すると、確認メールが来ます。

 その確認メールから事前アンケートのページに遷移できるので、そこで事前アンケートを記載します。

 内容としては、今使用しているサイズ、下着や胸の悩み、生地での肌荒れなどあるか?、希望する事は?などの簡単な内容だったと記憶しています。

 スクショを取っておけばよかったのですが、記録を取っておらず…私の記憶だよりになるので違ったらすみません。

実際のフィッティングの流れ 60分コース

事前アンケートの確認、気になる商品の聞き取り

 時間通りに青山サロンに到着すると、すぐ個室に通され、担当のフィッターさんが「採寸から試着、フィッティング、購入からお渡しまでで60分」という注意事項と、私が事前にネットで記載したアンケートを読みながら、内容に誤りがないか確認してくれます。

 私が特にお願い、というか記載していたことは「バージスラインが広いせいか、体に合うと感じる下着がない。盛るとか、張りとかよりも、ずれにくくて付けてて心地よいものが良い」という事でした。

 そして、気になる商品を聞かれたので、以下の2点を上げました。

1. タニマドンナ(別の方のブログでバージスライン広めの記載があったから)

Attention Required! | Cloudflare

2.ビスチェリーナ(Youtubeで着用の動画をいくつか見ており、注目されていたので)

Attention Required! | Cloudflare

私の悩みと商品特性のすり合わせ バージスラインが広いから合うというわけでもない?

 さて、ここで「へー」と思ったのですが、フィッターさん曰く

「タニマドンナはある意味優しい作りなので、ずれやすいと感じるかもしれない。まずはビスチェリーナで様子を見てから合わせていく感じでよいでしょうか?」

 とのこと。そこはやはりプロにお任せしようという事で、「お任せします!」とお伝えしました。

 果たして、バージスライン広めのブラがバージスライン広めの私に必ずしも合うというわけではないのか?興味深いです。

採寸

 上半身下着のみになって、アンダーバスト、トップ、乳間、片方のトップから首後ろを通ってもう片方のトップまで、の4点を計測しますし、気になる商品からサイズ的に合いそうなものを数点持ってきて頂きます。

 なお、アンダーのサイズは採寸前後のものをそのまま持ってきてくれるですが、カップ数は通常使っている物から2カップ程度以上は上がることが多いので、通常+2、3カップ程度のものを持ってきてくださいます。

試着、付け方の練習 ビスチェリーナ

 まずはビスチェリーナです。

 アンダーがちょうど75と80どちらでもいけそうな採寸でしたので、アンダー80・いつもより3カップ上がるものから試着しつつ、正しい付け方を習います。

 左右脇腹にある肉を、それぞれ斜め上中心に向かってグイっと持ち上げ、カップの中に入れるイメージで固定します。

 その後、カップ中央を少し持ち上げ、胃の上お肉を上の方に上げ、最後は副乳(前脇のあたり)のお肉をカップの中に。肩紐を左右指一本分入る程度のキツさに調整。ブラの前面をググっと少し上に持ち上げ、背中の方を少し下に。

 そして、その段階で再度採寸。

 正しい付け方をすると、下にたまっていたお肉がブラの中に多少は上がるからか、若干アンダーの採寸が下がりました。

 そしてまた、1つアンダーを下げたもので、試着してみた結果、フィッターさんより「ビスチェリーナはあんまり合わないかも。」とのことで、別商品を試着させてもらいました。

 すみません、なぜ合わないと思われたのかの記憶がないのですが、カップのパターンか補正の強さかどちらかだったと記憶しています。

特上脇肉キャッチャー

 こちらの方が良いかもとお持ち頂いたのが、この「特上脇肉キャッチャー」でした。

 同じように試着させて頂き、2,3種類のカップサイズのブラを合わせ、左右差(左の方が肉付きが良い)の調整のため、パットを入れたり出したりしながら、試着していきます。

 自分でも自覚はありましたが、私は左胸の方が大きく、左右で結構差があるなという感じがありました。

 フィッターさんも「左の方がボリュームがあり、しかも肉付きの幅が恐らく広い。そういう意味では若干下着を合わせにくい体格ではあるのかも。左のパットを取って右に入れるという方法でやってみましょう。」という事で、調整を試みてくださいます。

 また、「お肉に固さが残っているので、ブラの力にお肉の固さが勝っちゃう(実際の言葉は忘れましたがこういった内容でした)のかも。」とのこと。

 しかしここでもやはり、調整してもなお「悪くないけど合うわけでもない、若干右に浮きが出てしまう。もしかしたらもう少ししっかりと補正できる方が良いかも」という感じで次のご提案を頂きました。

シン胸不二子

 それが、「シン胸不二子」です。すんごい名前ですよね。

 こちらは特上脇肉キャッチャーより補正力は強めで、丸というよりは上向きなバストを作るものだそうです。

 事前に右に2枚パッドを入れ、左はパッド無しで試着してみます。

 これは着た瞬間に自分でもわかりましたし、フィッターさんも「これが一番いいかも」と。

 もちろん、お肉をぐっと下着の中に入れ込む正しい付け方をしなければなりませんが、フィット感と体に合う感じが明らかに今までと違いますし、

 ググっと入れ込むことをしなくても、カップの浮きやズレが今までよりかなり少ない気がします。

 何が今までとそんなに違うのかわかりませんが、やはり補正力とカップの形、そしてカップ自体の柔らかさにあるように思います。

 この様子を見て、もう一点ご紹介下さいました。

贅沢脇肉キャッチャー

 そして、次にご紹介頂いたのが贅沢脇肉キャッチャーです。

 これは2024年2月時点でのデザインが素晴らしく美しく、試着の前に思わず「きれいだなぁ」とつぶやいてしまいました。

 試着してみると、「あ、これも良いかも」とフィッターさん。

 着心地はシン・胸不二子と同じくらい合っている感じがしました。

 こちらの方がカップの生地が若干かためでしっかりしているかも。

 こちらは、胸不二子に比べると丸い形を演出できるそうです。

商品決定、お会計

 私に合うと言われた2種類で迷ったのですが、どちらにしろ複数枚は必要であること、付け比べてみてより良い方を増やしたいと思い、どちらも1着ずつ購入することとしました。

 当日使えるクーポンやライン連携で1,000円のお値引きをしてもらい、シン胸不二子はアイボリーを、贅沢脇肉キャッチャーは黒を選んで、それぞれおそろいのショーツも1枚ずつ購入して帰宅しました。

フィッティングの感想、下着に対する新たな発見

 久々に、というかもしかしたらほぼ初めてくらいこんなにきちんと見てもらったかもしれません。

 とにかく、自分ではわからない肉の硬さ(硬さが残っている)や、体の特徴(左胸の方が肉付きの幅が広い)等も、客観的に見て、合う商品を選んでくれること、

 採寸サイズにこだわらず、体に合うものを実際の着た感じを見ながらサイズ選びをしてくれること、本当に良かったです。

 この採寸サイズって、トップとアンダーの差でA.B.C.D.…と刻んでいくのですが、結局メーカーごとに若干違うので結局着てみないとわからないんですね。

 また、私は正直強い補正を求めてはいなかったのですが、バージスライン広めの体=バージスライン広めのブラ、がすべての正解ではなく、

 補正力、形カップの形等複数の要素が絡まって合う合わないが決まるので、補正はほどほどに強めでバージスラインの広さはおそらく通常通りの作りのブラがHEAVEN Japanさんの商品では私にも合った、という事が意外な発見でした。

 一つ後悔だったのが、最後これもいいあれもいい、という方向にばかり行きすぎていて、最初に目を付けていたタニマドンナを試着しなかったことです。

 おそらく、合わなかったのかもしれないですが、記事にするためにも試着してみても良かったかも!?

着始めて数日の今

 フィッターさんにも最初言われていたのですが、最初は少しだけきつさも感じましたが、体になじんでしまえばそこまできつさを感じません。

 途中お手洗いなど少しだけ直すこともありますが、ほぼずれも気になりませんし、このまま使用できそうです。

 もう少しだけ使用してみて、よさそうなら買い足していきたいと思います。

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