完全なる雑談です。
けまめ実家が築40年を目の前にして建て替えることにしたそうで、私自身その家で3歳から20歳まで育っているので最後に見てみようと思い、久々に実家に帰りました。
もともとスッキリしてたうえに、建て替えにあたって相当家具や荷物を捨てたのにもかかわらず、「あれ!?思ったより物がないという感じになってない!」と驚いた話です。
片付け上手な母がいるので基本綺麗だった実家
うちの母は私が物心ついたころから片付けが得意でしたし(本人は当たり前にできるので自分が片付け上手とは思っていないが)、
家族みな割とむやみやたらにものを集めるタイプというわけではないので、全体的にはすっきりとした家でした。
さらに、両親ともに実家の片付けに苦労した経験があるので「あの世までは物を持っていけない。ものがあっても子供世代が大変になるだけだ」みたいな信念が強くあり、
両親ともにかなり断捨離を進めていました。
子どもに関する思い出の品もそれぞれ小さな箱一個分にしたそうです。
なので、私自身が実家で生活していたときもあまり散らかっているという印象はありませんでしたし、ここ10年はますますすっきりしていました。
建て替えにあたり、大きな家具をガンガン捨てる両親
そんなきちんと系の母が主に管理しているので、家そのものも築40年弱にしてはきれいでしたし、まだまだ直しながら住める状態ではありました。
それでも細かいメンテナンスが多数必要になる事や、技術的に40年もたつと断熱効率が各段に良くなっていたり、家族構成が変化する事などから建て替える事にしたそうです。
ですが建て替えとなると、その間にアパート等に仮住まいしなければなりませんし、40年弱使用した家具はかなり傷んでいるので、大部分の家具を捨てたそうです。
その数たるや、、、昔使用していたピアノ、タンス3つ、メインの食卓にしていたローテーブル、3人掛けのソファー、1人掛けのソファー、それぞれのベッド、書斎代わりにしていたデスク、電話代、私たちが子供時代に使っていた勉強机、他多数…。
相当頑張って捨てたようです。
あれ、意外と広くなってない
さて、うちの実家は地方の郊外の住宅地で、60坪ぐらいの土地に恐らく建坪半分程度の普通の3LDKの家ですので、決して広い大邸宅というわけではありません。
ただ1階はトイレや風呂以外はLDKのみの広い空間ですしここまで大型家具を捨てまくった後、大人4人(両親+妹1名)に私が戻ってくつろいでいてもそこまで狭く感じることはないのではないかな?と思っていました。
しかし、今回帰ってびっくりしたのは、ここまで物を捨てまくってもなお「広くなったなぁ」という感覚がなかったことです!
それに本当に驚きました!
一時引越し先にもっていくための最低限の家財道具を段ボールに入れておいて置いたからでしょうか?
それにしても、ここまで物を捨てて捨てて捨てまくった後に、「まだ物あるよね」というこの感覚。
ミニマリストって、相当すごいというか、本当にほぼ物がない状態で暮らしているんだなぁと改めて驚きました。
うちはミニマリストにはなれない。だが、すっきりと暮らしたい。
そこで翻って私たち夫婦の家の話ですが、私と夫は自他ともに認める片付け下手族です。
なので仕方がないと言えば仕方がないのですが、それでもスッキリと暮らしたい!と思い、今年の正月休みの時に捨てまくりました。
6日間休みがあったのですが、毎日45リットルのゴミ袋を3袋以上ゴミ出しし、粗大ごみで出すものも(大小のスーツケースや、マッサージ器、謎の家電など)それなりにありました。
ゴミ袋だけに着目すると、45リットルを18袋分、つまり810リットルはゴミとして処分しているのです。
でも、まだすっきりしない!なんで!!
・・・と思っていましたが、今回実家の様子を見て納得しました。
そもそもスッキリした部屋って、けっこうハードルが高いのね。
もうトランクルーム借りるか、一部屋倉庫にするか、江戸時代に戻ったつもりになるか?
この片付け苦手族の私たちがどうやったらスッキリ暮らせるのか。
もういっそ開き直ってトランクルームや家の中に倉庫部屋を作りそこに全部詰め込むか?
あるいは自分たちは江戸時代に生きていると仮定して、本当に最低限の生活用品だけを残すか…
答えはいまだに見つかりません。
しかし、すっきりした暮らしはまだあきらめていないのでした。
コメント