チビトラ君の去勢手術

保護猫成長日記
お尻かけない。人間が代わりに掻いてにゃ。

 シャム姉ちゃんから遅れる事3週間、チビトラ君の手術の予約の日となったので、手術を行いました。

 チビトラ君の手術についてこちらでは記載します。

手術時期の決定

 雄猫に関しても、生後6か月以降、あるいは体重2キロ以上で去勢手術の時期となります。

 チビトラ君とシャム姉ちゃんは秩父の山奥で生まれた元保護猫のため、正確な誕生日は分かりません。

 しかし保護主さんによるとチビトラ君がシャム姉ちゃんより2週間から1か月ほど年下であろうとのことでした。

 獣医の先生と相談し、シャム姉ちゃんと同じかそれ以降の時期に手術をすることを決め、

 予約が開いている日に手術日を設定しました。

 チビトラ君の想定誕生日は2023年7月5日(実はもっと早かったかもしれないですが)ですので、想定生後6か月と3週間のあたりで手術することとなりました。

術前検査

 シャム姉ちゃんの時と同様、手術の1週間前から前日までに検査を行います。

 シャム姉ちゃんの場合は1週間前の検査でしたが、チビトラ君に関しては前日検査を行いました。

 その日は私が仕事で一日出てしまうため、夫に連れて行ってもらい、血液検査をしました。

 結果は問題なしという事で、翌日手術できることになりました。

手術前日~当日の注意事項、当日の持ち物

 シャム姉ちゃんの時と同じように、前日夜9時までに食事を済ませ、当日は朝食抜きで、朝7時までならお水OKです。

 そして当日は10時から11時までの間に連れてくるよう指示があったので、指示通り病院に連れていきます。

 「お昼頃手術して、麻酔から覚めたらもう午後5時ごろには『俺をここから出せぇぇぇ!!』という子がほとんどです。終わりましたらまたご連絡します。」

 という先生のお言葉。

 ちなみに雌猫の場合は術後着の準備が必要ですが、雄の場合は術後着で隠れないので、エリザベスカラーを病院にて貸し出して下さるとのことでした。

 病院に着いたら先生にチビトラを託し、我々はいったん家に戻ります。

手術当日にお迎え 午後5時ごろ

 雌猫は1泊入院でしたが、雄のチビトラは日帰りです。

 午後4時ごろ、先生より「無事問題なく終わりまして、お迎えに来てOKです。ただ、ちょっと本人落ち込んでいます。」

 ・・・落ち込んでいるって??怒るとかではなくて??

 と、思いながら病院に行き、チビトラを連れてきてもらうと、確かに「チーーーン・・・・」としていました。

 エリザベスカラーを巻かれ、キャリーの中にしょんぼりと伏せの状態でたたずみ、よく見ると目に涙と目ヤニを浮かべて落ち込んだ様子でじっとしていました。

僕、もうダメかも…しょんぼり

術後の注意について

 先生曰く、

  •  雄の場合は傷口を縫合しないので、場合によっては少し血が周りに着いたりすることもあるが、排出させるために縫合しないでいるので、少しだったら問題ないとのこと。
  • 1週間はできればエリザベスカラーをしていてほしい。
  • どうしてもご飯が食べられないようだったら、ご飯の時だけ外して、それ以外はまた装着してほしい。
  • 1日2回、5日分のお薬。
  • 1週間後一応経過観察をしたいので受診してほしい。

 とのこと。

帰宅後家での様子 エリザベスカラーのせいでうまく動けない食べれない

 チビトラを家へ連れて帰りリビングに出すと、やはりエリザベスカラーがまかれているため、重心がうまく取れないのか、ふらふらと歩きます。

 また、通れていたはずの場所もカラーのせいで通れず、凹んでいるようでした。

 朝ごはんも食べていないので、お腹が減っているだろうという事でご飯をあげますが、うまく食べられません。

 どうにか手から食べさせようとしてみますが、それでもうまくいきません。

 あまりにもかわいそうなので、いったんエリザベスカラーを外してご飯を食べてもらい、また装着することにしました。

 ご飯は食べたものの、エリザベスカラーを装着する際に嫌がって暴れ、なかなか装着させてもらえません。

 ようやくウトウトしだしたところで再度装着しましたが、ここまで付けることを嫌がるようでは困ります。

術後2日目 ご飯を高坏になるようにしたら食べられた

 一計を案じ、翌朝からはご飯の入れ物の高さを少し高くして、エリザベスカラーが当たらないように工夫してみました。

チビトラ君、ご飯を食べられた!それよりシャム姉ちゃんの口元に米粒が!

 よかった、食べられました!

 しかし写真を後で見返して笑ってしまったのは、シャム姉ちゃんの口元に米粒風のエサが…(笑)

 どんなわんぱく食いをしているのでしょうか。

 まぁ二人ともおいしく食べてくれたならそれでよいです。 

それ以降1週間後まで カラーを付けながら生活、人が代わりに顔やお尻周りを掻いてあげる生活。

 その後も、エリザベスカラーが邪魔な様子を見せるだけで、シャム姉ちゃんの術後に比べたら相当元気です。

 ですが、やはり首元や顔回り、下半身などは自分で毛づくろいができないので痒いだろうと、人が掻いてあげる生活をしました。

 お尻周りを掻いてあげると「くぅぅぅぅうにやぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」と、

 まるで「そこぉそこだよぉぉぉぉ、きもちいいにゃぁぁぁぁ」と言わんばかりに気持ちよさそうな声を出していました。

 これには人間の方が笑ってしまいました。

お尻かけない。人間が代わりに掻いてにゃ。

1週間後 経過観察、経過良好、かさぶたはあるがそのままでOK

 1週間後、念のために経過を診せに来てと言われていたので、病院に連れて行くと、先生より

「特に問題なし、かさぶたはあるがそのままでOK」とのお言葉を頂き、ついにチビトラ君の去勢手術及びその後の経過観察はすべて終了となりました。

まとめ

 やはり、雌に比べると雄の手術はかなり負担は少ないように思いました。

 しかし、カラーを付けての生活はかわいそうで、何かほかにいい方法がない物かという感想を抱きました。

 また、去勢の時期については、7カ月前後でしたので決して遅すぎるわけではないと思うのですが、

 先生よりチビトラも「組織が大きめ」とのお言葉を頂いたので、もう少し早くても良かったのかもしれません。

 ただ、早すぎるとそれはそれで問題なので、これぐらいで良かった、という事にしようと思います。

 これからは、肥満との闘いになるので、ご飯を上げ過ぎないように気を付けながら成長を見守ろうと思います。

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