THE TIME 君島十和子さん「70点家事の勧め」が200点だった件について

家事苦手系であるところの私

 唐突だが、私は家事が得意とは言えない。

 特に片付けは苦手で、そうじもめんどくさい。

 異臭がするのは嫌なので、おかしなことになる前に生ごみを片付けるぐらいはするが、一生懸命片付けや掃除をしてみても、絶対ピシッとしない。

 片付けマニアみたいな母親のもとで20年近くしつけを受けたにも関わらず、一向に改善せず、今でも人を入れる事に苦痛を感じるレベルには、部屋が散らかっている。

 唯一人並みにできるのがご飯の用意なのだが、それもたぶん、私と夫の大人二人の生活だから、好きな物を好きなように作っていいからできているのだ。

 子供がいて、子供のために3食作らなければならないとなると、ちょっとわからない。

 そんな私が今朝、度肝を抜かれるテレビのコーナーに遭遇した。

THE TIME 君島十和子さんが出演し、家事のTIPSを紹介する

 安住紳一郎アナウンサーのファンである私のためになのか、ただ時間を見たいだけなのかわからないけれど、毎朝夫はTBSのTHE TIMEを付けてくれる。

 私たちはこの番組を見ながら朝の準備をするのだが、今日はタイムマーケティング部というコーナーに君島十和子さんが出ていた。

 相変わらずお綺麗で、前回は美容のTipsをご紹介されたという、君島さんが今回紹介するのは「70点の家事」の方法。

 ご本人は完ぺき主義で気苦労もあったが、ちょっと手抜きをして気楽な家事をする方法を見つけて、それを皆さんご紹介、というわけだ。

 そこで私は度肝を抜かれた。

  • 細かいところのお掃除、軍手をしてそのまま細かいところ(例えばインターフォンの上等)をぬぐう。
  • 洗濯物を干す前に、プチプチの上でTシャツなどをパンパンと叩いて伸ばして干すとアイロンいらず。
  • パスタを作るときに麺と一緒に野菜をゆで、キャベツなどの火の通りやすいものは湯で汁を捨てるときにお湯をかけて湯通しする。

 うそでしょ!?すごすぎる。以下これを見たときの私の心の声。

TIPS.1 細かいところのお掃除軍手で、への心の声

「細かいところのお掃除、軍手をしてそのまま細かいところ(例えばインターフォンの上等)をぬぐう。」

 そんな淵とかのホコリを取る発想がねーし、それ以前の問題として普段の掃除すらまともにできてないし、ホコリなんて溜まって落ちてきたのルンバで吸うくらいがいいところだし…

 何ならルンバを走らせるための準備(床の物をどかす)が必要で、ルンバすらまともにかけられないし。

TIPS.2 洗濯物を干す前にプチプチの上でしわ伸ばし、への心の声

「洗濯物を干す前に、プチプチの上でTシャツなどをパンパンと叩いて伸ばして干すとアイロンいらず。」

 そもそも問題、洗濯物干さないし、そのまま乾燥まで全自動でやっちゃうし、しわになって困るものは最低限しか着ないし、しわになって困るならもう最悪後からアイロンするし。

TIPS.3 パスタと一緒に野菜をゆでる、への心の声

「パスタを作るときに麺と一緒に野菜をゆで、キャベツなどの火の通りやすいものは湯で汁を捨てるときにお湯をかけて湯通しする。」

 これは、やる。ちょっとした手抜きというわけではなく、普通にやる。

 なんなら、手抜きじゃなくて省エネで偉いぐらいに思っていた。

 十和子様と同じ世界線の話がようやく、できる!

人によって普通のレベルが違う事を改めて実感

 しかし、十和子様みたいな家事のクオリティでされている方がほかにもいるのだろうか!?

 十和子様の家事の完璧度合いは、全体の上位何パーセントなのだろうか!?

 私自身は本当にきちんとすることが苦手なのだが、幸いにも夫の家族も夫も部屋をきれいに保つとか、片付けの方向性には適当なので、結婚後は特に責められることもなく(むしろ実家の影響が強い独身時代の方が、家を出てもなお叱られていた)のびのびしているのだが、

 今回の番組のコーナーをみて、愕然としてしまった!

 こんなプロみたいなことを普通、あるいはむしろちょっと手抜きと言われたら、気が遠くなってしまう。

 私の普通は、おいしいご飯は食べたいので、自分の好きなようにイメージに近づくようにご飯作りはするけど、他の生活はどうにか毎日寝て起きてお仕事に行けてればOK、ぐらいな感じである。

 念のため書いておきたいことは、私はこの番組やコーナーを非難しているわけではないという事。

 だが、それにしても十和子様すばらしすぎる。

 私は、素晴らしすぎるのであこが…れることもなく(なぜなら自分とはあまりにも違うから)、淡々と自分の生活をしていこうと思う。

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